第3四半期は輸出の伸びが急減速、中国向けが下押し

(マレーシア)

クアラルンプール事務所

2014年12月03日

統計局の発表(11月7日)によると、マレーシアの2014年1〜9月の貿易総額は前年同期比7.1%増の1兆777億リンギ(約37兆7,195億円、1リンギ=約35円)だった。輸出は電気・電子製品が牽引して8.6%増加し、輸入も堅調な国内経済を背景に5.5%増加した。ただし、輸出を四半期ベースでみると、第3四半期の増加率は1.4%と急減速、2013年第2四半期以来の低い伸びとなった。最大の貿易相手国である中国向け輸出が減少傾向にあり、輸出を下押ししている。

ビジネス短信 547c157e89f08

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