鉱業分野が後退、投資先の業種に広がり−2013年の中国企業の対外直接投資動向−

(インドネシア、中国)

ジャカルタ事務所

2014年12月03日

インドネシアと中国の経済関係は、直接投資よりも貿易の方が大きいが、近年はインドネシアの対内直接投資の拡大とともに中国からの投資件数、金額がともに増え、シェアもわずかながら増している。業種別でみると、ここ数年首位だった鉱業分野がゴム・プラスチック、金属・機械・電機に抜かれて3位に後退し、投資は幅広い分野に広がりをみせている。新鉱業法を背景にした中国企業による製精錬所建設計画などもあり、実現すれば再び鉱業分野の比重が高まる可能性がある。

ビジネス短信 54758347a2d78

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