LCC苦戦で伸び悩むチャンギ空港の地位強化へ−「観光立国」を取り巻く厳しい現状(2)−

(シンガポール)

シンガポール事務所

2014年11月26日

チャンギ空港の利用客数は、2010年以降毎年史上最高を更新したが、2014年に入り伸びが停滞している。旅客数増を牽引していた格安航空(LCC)も苦戦を強いられている。その中で、同空港はターミナル増設や新たなショッピング施設の建設を進めるなど、東南アジアのハブ空港の地位を強化するための布石を打っている。「観光立国」シンガポールを取り巻く連載の後編は、空港を取り巻く状況に焦点を当てる。

ビジネス短信 546ec019afc80

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。