中国人客が大幅減、カジノリゾートに打撃−「観光立国」を取り巻く厳しい現状(1)−
シンガポール事務所
2014年11月25日
2010年に2ヵ所のカジノ付設型総合リゾート(IR)が開業して以降、シンガポールを訪れる外国人数が4年連続で史上最高を更新したシンガポールだが、2014年に入り外国人来訪者数は一転、前年比でマイナスに転じている。特に中国人観光客が格安ツアーに対する規制などの影響で大きく減少しており、IRの業績にも影を落としている。「観光立国」シンガポールを取り巻く状況について2回に分けて報告する。
ビジネス短信 546ea7f773b90