9月までの資本増強により実質的な不合格は2行のみ−ECBのストレステストに対してイタリア中銀が見解発表−

(EU、イタリア)

ミラノ事務所

2014年11月13日

欧州中央銀行(ECB)は10月26日、ユーロ圏内の銀行の資産評価(AQR)および健全性調査(ストレステスト)を含む包括的評価の結果を公表した。審査対象130行のうち25行が不合格となり、イタリアでは不合格銀行数が9行と最多となった。これを受け、イタリア銀行(中央銀行)は2014年に入ってからの国内各行の資本増強に言及、9月末の資本を基準とすれば不合格は2行にとどまるとの見解を発表した。

ビジネス短信 5461c9e982208

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