州北部の豊富な資源は欧米メジャーが囲い込み−アラスカ州のガス開発と対日市場戦略について聞く(1)−

(米国)

ニューヨーク事務所

2014年09月29日

米国本土のシェールブームに関心が集まる中、豊富な埋蔵量を誇り日本と地理的に近いアラスカ州の天然ガス資源に目を向ける動きもある。エネルギー資源株式会社(ERI)(本社:東京都千代田区)は、日本へのガス輸入プロジェクトを進めている。同州北部には確認済みのガス資源が大量に存在するが、欧米石油メジャーなどが権益を押さえている。しかし、同州には北部に限らず膨大なガス資源が存在しており、日本の電力・ガス市場の自由化と相まってさまざまな関与の仕方があり得ると、同社米国会社リソーシズ・エナジー代表の清水俊一氏は語る。同州のガス資源開発の概要と同社の取り組みについて聞いた(9月1日)。連載の前編。

ビジネス短信 5424d5a85e7b8

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