対ロ制裁を強化、対象に14社追加−既存の石油開発プロジェクトに影響する可能性も−

(米国、ロシア、ウクライナ)

ニューヨーク事務所

2014年09月19日

オバマ政権は9月12日、ロシアがウクライナ東部の不安定化を進めているとして、対ロ制裁を強化した。基本的には、これまで発動したロシアの主要企業に対する米国での資金調達の制限など各種制裁の対象となる企業を追加したかたちだ。新たな制裁対象には金融最大手のズベルバンクと、ロステフを含む防衛企業6社、ガスプロムを含むエネルギー企業7社が加えられた。同時に、ロシアのエネルギー大手に対して関連製品やサービス、技術を輸出することも禁止した。米主要紙は米ロ企業が提携する石油開発プロジェクトにも影響が及ぶ可能性を示唆している。

ビジネス短信 541a8eb477a10

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。