プラスチック成型の高いエンジニアリング力と低コストが強み−地場企業アルセカ・アウトモティブに聞く−

自動車部品メーカーに対するコストパフォーマンス向上の要求が厳しくなる中、人件費が安く、フランスのルノーや米国フォードが生産拠点を持つルーマニアで近年、自動車部品メーカーの投資がみられる。欧米の大手自動車メーカーと取引できる地場企業も増えている。その1つであるプラスチック成型のアルセカ・アウトモティブ（ALSECA Automotive）は、低コストと高いエンジニアリング力で大手メーカーと取引しており、日系企業にも関心を持つ。同社のアリシ・ストイカ・テクニカルマネジャーに同社の強みについて聞いた（8月29日）。