FOMCは債券購入減額継続を決定−情勢認識は「タカ派色」と「ハト派色」が入り混じる−
ニューヨーク事務所
2014年08月07日
連邦準備制度理事会(FRB)は、7月29〜30日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の発表で、現在行っている月額350億ドルの債券購入を250億ドルに減額することを表明した。なお、現在実施している事実上のゼロ金利政策は継続する。景気全般や物価動向については判断を上方修正する一方で、労働市場の課題を指摘するなど、「タカ派色」と「ハト派色」が入り混じったものとなった。
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