竹中工務店、好況に沸く建設市場でさらなる事業発展を目指す−サービス関連進出日系企業に聞く（3）−

マレーシアの建設市場はインフラを中心に好況に沸いている。1982年にマレーシアに進出した竹中工務店は、商業ビル、ホテルや日系製造業の工場の施工で堅実な成長を遂げてきた。労務費上昇の逆風が吹く中、日系企業と日系以外の企業からのさらなる受注を目指し、同国での活動をさらに活性化させる意向だ。同社の現地法人マレーシア竹中の久保田稔マネージングディレクター（MD）に6月26日、進出の経緯や今後の事業展開について聞いた。