政府がエネルギー転換計画法案の骨子を発表
パリ事務所
2014年07月01日
セゴレーヌ・ロワイヤル・エコロジー・持続可能開発・エネルギー相は6月18日、エネルギー転換計画法案の骨子を発表した。同法案にはオランド大統領が公約した「縮原発」や住宅の省エネ改築、電気自動車(EV)の普及などについて数値目標を設定、達成に向けた政策措置が盛り込まれる。ただし、政府、電力会社、環境保全団体などの間で意見調整が難航している原子力発電所の閉鎖問題については長期的な目標の明文化にとどまり、具体的な廃炉計画の策定は見送られるもようだ。
ビジネス短信 53b0c4d32de60