大統領はデフォルト回避を明言−米連邦最高裁がアルゼンチン政府の上告を棄却(1)−
中南米課
2014年06月24日
米国で争われていたアルゼンチンのデフォルト(債務不履行)債務に関する裁判において、6月16日、米連邦最高裁判所がアルゼンチン政府の上告を棄却する判決を下した。一審の判決が認められたことになり、政府は原告に対し13億3,000万ドルを支払う必要がある。判決に従い支払いを行えばデフォルトの危機は回避できるものの、さらなる債務問題を抱える可能性があるなど今後の対応は困難を極める。アルゼンチンのデフォルト債務裁判について報告する連載の前編。
ビジネス短信 53a7af145ff28