国際線の減便や運航停止相次ぐ−政府による外貨両替許可の遅れが影響−

(ベネズエラ)

カラカス事務所

2014年05月26日

国際線航空会社が相次いで、ベネズエラ発着便の運航本数と座席数を減らしている。ベネズエラでは政府が外貨取引を管理しているため、航空会社が現地通貨で得た航空券代などの収入を自由に外貨に両替できないことが原因だ。国際航空運送協会(IATA)によると、航空会社24社がこの外貨両替問題を抱えており、両替許可を待つ金額は39億ドル相当に上っている。

ビジネス短信 537eddd4c44a0

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