米国大統領が48年ぶりにマレーシア訪問−両首脳会談、TPP交渉の課題解決の方向で一致−

(マレーシア、米国)

クアラルンプール事務所

2014年05月07日

オバマ米国大統領が4月26日、マレーシアを公式訪問した。米国大統領の訪問は1966年のジョンソン大統領以来48年ぶり。ナジブ首相とオバマ大統領は共同記者会見で、現在の両国関係を経済、安全保障、教育など多方面で強化する「包括的パートナーシップ」へと格上げした。環太平洋パートナーシップ(TPP)については、課題を解決する方向で一致したものの、両首脳ともに具体的な進展に言及しなかった。ただ、水面下の交渉では、米国からの歩み寄りの動きもみられるようだ。

ビジネス短信 53699522756e8

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