ロシアへの厳格な制裁が必要だが実現は難しく−CSIS欧州部長によるウクライナ情勢の見方−
ニューヨーク事務所
2014年04月08日
ウクライナ問題では米欧諸国とロシアとの外交交渉が膠着(こうちゃく)状態にある中、オバマ政権と議会はロシアの基幹産業を対象とする経済制裁の準備を整えた。ブッシュ前政権で欧州・ユーラシア担当の国務次官補代理を務めたヘザー・コンリー戦略国際問題研究所(CSIS)欧州部長は、ロシアのさらなる行動を抑止するにはより厳格な制裁を迅速に科す必要があるが、欧州とロシアの経済関係の強さを勘案するとその実現性は低いと指摘する。今後の米欧関係の展望も含め、4月2日に聞いた。
ビジネス短信 534269ecd5610




閉じる
