EU、航空機内の電子機器使用制限を緩和
ブリュッセル事務所
2013年12月26日
EUの欧州航空安全庁(EASA)は12月9日、航空機内でのスマートフォン、タブレット型端末、電子書籍端末などの携帯型電子機器(PED)の利用規制を緩和する指針を発表した。電波を発信しない機内モードに設定することを条件に、従来禁止されていた離着陸時、地上走行時の利用を認める。ただし、利用を許可するかどうかは、航空サービス事業者の判断に委ねられる。また、欧州委員会はEASAに対し、電波を発信する音声通話などを含めた携帯型電子機器の航空機内での利用についても安全性審査の加速を求め、2014年の早期に新たな指針を発表する予定。
ビジネス短信 52b2c2405f370