大連立政権樹立で合意−12月中旬にもメルケル新政権発足へ−
ベルリン事務所
2013年12月04日
アンゲラ・メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の保守連合は11月27日、最大野党の社会民主党(SPD)との大連立政権樹立で合意した。同日発表された連立協定には、SPDの主張する全国一律の法定最低賃金制度導入や非正規雇用の規制強化が盛り込まれた一方で、SPDが選挙公約として掲げていた「中高所得者への増税」はCDU/CSUの反対で撤回となった。
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