経済課題解決と核交渉に臨むローハニ政権−ジェトロがイランセミナー開催−
中東アフリカ課
2013年09月24日
欧米主導による経済制裁は、イランの石油輸出の大幅減少に伴う外貨収入不足などを引き起こし、企業活動や国民生活に大きな影響を与えている。そうした中、6月の大統領選挙で当選した「保守穏健派」のローハニ師が「経済制裁を解除するためにも、核開発に対する透明性を高め、国際社会との信頼関係を向上させたい」と述べ、核問題を対話と信頼醸成によって解決することに強い意欲を示した。ジェトロが9月11日に開催した「ローハニ新政権の発足とイランの今後〜現状と展望〜」と題するセミナーの概要を報告する。
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