難民は増加の一途、シリア軍事介入の可能性に反応さまざま
中東アフリカ課
2013年09月06日
シリアでは、2011年3月の大規模反政府デモが内戦に拡大してから、2年半の歳月が流れた。死者は11万人、難民は200万人を超えたとされ、状況は悪化の一途をたどっている。8月下旬には、戦闘中の化学兵器の使用疑惑が取り沙汰され、国連は調査団を派遣し、現在、シリア国外で調査結果の分析を行っている。米国とフランスは、アサド政権が化学兵器を使用したと断定し、国際社会からの十分な理解を得られない状況の中、シリア攻撃に向けて国内の調整を進めている。軍事介入の可能性に対して、中東諸国の反応はさまざまだ。
ビジネス短信 522829cdad958