少ない給付額や病院数など課題に直面する公的医療保険

(ブラジル)

サンパウロ事務所

2013年08月27日

ブラジルでは公的医療保険として、統一保健医療システム(SUS)が1988年から導入されている。これにより国民は無償で医療を受けられるが、政府が医療機関に支払う給付額が少ないことや、対象となる病院が少ないために患者が長時間待たされるといった課題がある。SUSを含めた医療システムの改善は、2013年6月に全国規模で行われたデモにおいても主な要求項目の1つだった。

ビジネス短信 521a9ece9b460

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