包括的な経済成長がキーワードに−アキノ大統領、4度目の施政方針演説−

任期後半に入ったアキノ大統領は7月22日、下院で就任後4度目の施政方針演説（SONA）を行った。過去3回のSONAでは汚職の根絶、社会保障の充実を訴えてきた。今回は「包括的な経済成長」をキーワードに、社会保障の拡充のみならず、インフラ整備事業や観光業、農林水産分野の支援を拡充していくことを主軸に据えた。