SGL、サムスン石油化学と炭素繊維複合素材の合弁会社−欧州企業のアジアビジネス戦略(化学・医薬品)−
ブリュッセル事務所
2013年07月22日
ドイツ炭素製品大手のSGLグループと韓国のサムスン石油化学は6月20日、折半出資による炭素繊維複合材料の合弁会社設立を発表した。当初はサムスンの系列企業および韓国市場向けに、炭素繊維素材の利用促進を図る新産業分野などを開拓する。中期的には他のアジア市場にも事業を拡大していく方針だ。SGLグループは3月には、シンガポールに複合材料の技術センターを設立する大学などの共同プロジェクトへの支援も表明している。
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