消費者と工場が近いことをメリットに−サンフランシスコで都市型製造業を復権−
サンフランシスコ事務所
2013年06月28日
米国で再びモノづくりに力を入れようという動きが本格化してきた。こうした中、都市部の製造業を振興するサンフランシスコの非営利法人「SFMade(エスエフ・メード)」は、都市部に工場があることを強みに変えようという新しい発想に立っている。顧客、市場に近いことをメリットに、効率・柔軟性、スピード感で大量生産品と差別化し、ローカルブランド力で拡販を目指す。全米の都市間での連携を見据えた取り組みも活発化してきた。米国の製造業復活にかける意気込みが広がる動きともいえそうだ。
ビジネス短信 51cbbe1505dc0