最低賃金導入でワーカー昇給率8.3%に急上昇−激変する東アジアの労働・雇用環境と政府・産業界の対応(17)−
クアラルンプール事務所
2013年06月12日
2013年1月1日に初めて最低賃金が導入された。2013年の製造業のワーカーの賃金上昇率(見込み)も、前年の4.8%から8.3%に上昇するなど、徐々に産業界への影響が顕著になってきた。また、7月1日には最低定年法が施行され、定年退職年齢が60歳に引き上げられる。企業は賃金改定や定年制度の見直しなど、雇用法制度の改正への対応に追われている。
ビジネス短信 51b69334829d8