実用主義の色濃い対日外交と評価−オランド大統領が国賓として訪日−

(日本、フランス)

パリ事務所

2013年06月11日

フランスのフランソワ・オランド大統領が6月6日から8日まで訪日した。1996年のシラク大統領以来17年ぶりのフランス大統領の国賓としての訪日となった。日仏間の「特別なパートナーシップ」構築のための積極的な対日関係の立て直しを掲げ、テロ対策での協力、日EU経済連携協定(EPA)・自由貿易協定(FTA)交渉の促進、民生用原子力エネルギーに関するパートナーシップの強化などを含む日仏共同声明が発表された。オランド大統領の「アジア経済外交」の一環に位置する訪日はプラグマティズムの色が濃いと評されている。

ビジネス短信 51b6916dde2b0

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