太平洋同盟に接近する米国、当面は様子見か

(米国、コロンビア、チリ、ペルー、メキシコ)

ニューヨーク事務所

2013年06月07日

外遊中のバイデン米副大統領は、コロンビアのサントス大統領に対し、中南米4ヵ国が創設した太平洋同盟へのオブザーバー参加に米国が関心を持っている旨を伝えたようだ。自由貿易主義路線の太平洋同盟への接近はさほど驚くべきことではないが、正式加盟となると、入国ビザの緩和など米国が受け入れ難い条件があり、近い将来における正式加盟の可能性は低いといえよう。

ビジネス短信 51aeddbec15c0

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。