ノキア、同社最大の上海の旗艦店を閉鎖−中国市場シェアが5年間で6分1以下に急減−

(中国、フィンランド)

上海事務所

2013年05月09日

フィンランドの通信機器大手ノキアは4月上旬、中国・上海にある同社の世界最大の旗艦店を閉鎖した。同社は、スマートフォンの開発で自前の基本ソフト(OS)にこだわったため、中国での携帯電話市場シェアは5年間で6分の1以下に低下しており、販売不振が影響しているとみられる。一方、中国企業は技術力の向上もあり、2012年第4四半期(10〜12月)の携帯電話販売台数シェアの上位5社に4社がランクインしているように、大きく成長している。

ビジネス短信 5189efd324220

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。