遺伝子組み換えサケの承認めぐり賛否分かれる−FDA、パブリックコメント踏まえ最終判断へ−
ニューヨーク事務所
2013年03月05日
米国食品医薬品局(FDA)は2012年12月、遺伝子組み換えのサケについて、「生態系に重大な影響は与えない」とする環境アセスメント案を公表した。現在、この評価案に対するパブリックコメントを募集しており、その結果を踏まえて、最終的な評価を取りまとめ、食品として承認するかどうかの最終判断を行う。承認されれば米国で初めての動物の遺伝子組み換え食品が登場することになるが、消費者団体などからはFDAへの批判や安全性を懸念する声が上がっている。
ビジネス短信 51344ed2b46b8