熱延鋼板18品目の輸入免税措置を廃止−新たな鉄鋼政策を発表−

国際貿易産業省は1月22日、新たな鉄鋼政策を発表した。主な改正点は、熱延鋼板18品目の輸入免税措置の廃止と、鉄鋼製品の輸入時に必要とされる適合性評価許可証（COA）の仮許可証（TCOA）制度の廃止の2点。輸出向け製品については従来どおり引き続き免税が有効であるため、今回の新しい輸入免税措置の廃止は、輸出中心の日系企業への影響は限定的だが、TCOA廃止に関しては通関日数に影響してくるため、製造活動全体に影響を与えそうだ。