米ヤム・ブランズ、中国とインドを成長の柱に−米国企業のアジアビジネス戦略−

(インド、中国、米国)

ニューヨーク事務所

2013年02月20日

世界120ヵ国以上で「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」「ピザハット」「タコベル」などの飲食店を3万9,000店以上展開している外食大手の米ヤム・ブランズ(Yum! Brands)は、国際部門から中国部門、インド部門を独立させ、両国での事業展開を成長の柱と位置付けている。2012年度の決算によると、中国部門の売上高は68億9,800万ドルに上り、全世界の売上高(136億3,000万ドル)のほぼ半分を占めた。2012年12月に、中国で食品安全基準に違反した鶏肉が納品されていたいたことが表面化し、第4四半期の既存店売り上げは減少したが、2013年同期にはプラスに転じると見込む。

ビジネス短信 5122e76ab5658

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