着々と進む人民元の国際化−オフショア市場をめぐる動きも激化へ−

(中国)

上海事務所

2012年12月21日

中国人民銀行(中央銀行)は12月11日、中国銀行台北支店を人民元と台湾ドルの直接取引の決済銀行として指定した。2012年に入ってから、ロンドン市場での人民元建て債券の発行や日本円との直接取引の開始といった人民元の国際化に向けた動きが着々と進んでいる。国内でも上海市をグローバルな人民元取引拠点にするため各金融機関の人民元取引部門が集約され始めている。

ビジネス短信 50d2b0b548058

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