第3四半期のGDP成長率、前年同期比5.2%−建設業やサービス業が牽引−
クアラルンプール事務所
2012年11月30日
統計局の発表(11月16日)によると、2012年第3四半期の実質GDP成長率は前年同期比5.2%だった。産業別の伸びでは、建設業が大型インフラ工事の実施で18.3%と最も高く、3期連続で2桁成長が続いている。GDPの6割を占めるサービス業は、金融・保険部門の好調で安定成長が続き、7.0%の伸びとなった。製造業は、化学産業および電気電子産業の不振で、3.3%に成長が減速した。
ビジネス短信 50b743204b320