品質証明書発行などでコンポスト化を促進−イタリアの食品廃棄物リサイクルの現状(2)−
ミラノ事務所・欧州ロシアCIS課
2012年11月20日
近年イタリアでは、家庭から出る廃棄物のうち、コンポスト(堆肥)の原料となる食品廃棄物や草木などの分別回収が徐々に広がりをみせる。コンポスト化を行う施設は全土にあるが、施設数および稼働率が高いのは北部だ。良質なコンポストの生産を促し、コンポスト化事業の採算性を高めるため、イタリア・コンポスト組合(CIC)による品質証明書発行などの制度を設け質の向上を図っている。連載の後編は食品廃棄物および草木のコンポスト化の状況について。
ビジネス短信 50a5ad7dd4670