10月のCPI上昇率は1.7%と安定続く−生産者物価は下げ止まりの様相−
北京事務所
2012年11月15日
国家統計局の11月9日の発表によると、10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.7%となり、伸びは9月より0.2ポイント低下した。1〜10月では前年同期比2.7%の上昇と、2012年の抑制目標4%の達成はほぼ確実な情勢。もっとも川上の生産者物価は下げ止まりの様相を呈しているほか、景気は底を打ち通年の成長目標7.5%の達成は可能との見方が広がっており、さらなる金融緩和は微妙な情勢といえそうだ。
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