世界の政治・経済日程(2012年9〜11月)

(世界)

国際経済研究課

2012年08月31日

IMFと世界銀行は10月9〜14日にIMF・世界銀行年次総会を東京で開催する。10月10〜13日には、世界経済、雇用と競争力、包摂的成長、アジアの中長期成長、ソブリンリスク、ユーロ圏などをテーマとした10余りのセミナーも開催される。また、スペシャルイベントとして、10月9〜10日には防災に関する国際会議が仙台で行われる。

IMFは8月1日に対日経済審査報告書を発表した。2012年の日本経済は、復興のための財政支出や個人消費の回復によって2.5%の成長が見込まれるが、13年は復興需要が落ち着き1.5%の緩やかな成長になると予測した。また、消費税率引き上げにより、財政赤字は今後10年間でGDP比約5%縮小すると見込んだ。

WTOでは9月から、2つの貿易自由化の議論が本格化する。1つは、IT関連製品の関税を撤廃する情報技術協定(ITA)の対象品目拡大だ。日本、米国、韓国などITA拡大に積極的な11ヵ国・地域は、350を超える拡大候補品目のリストを7月25日に公表した。9月24日から、このリストをベースにより具体的な品目の選定に入る。

もう1つは、国際サービス協定(ISA)交渉の開始だ。ISAについては、ドーハ・ラウンドの停滞によりサービス貿易の早期の自由化拡大が見込めない中、20程度の国・地域が独自の交渉開始を目指している。日本、米国、EUなどISA参加国・地域は9月から協定に含める対象を特定するための新フェーズに進むと表明している。

<9月>
9月19、21日WTO加盟国通商政策レビュー:韓国(ジュネーブ)

<10月>
10月3〜4日WTO一般理事会(ジュネーブ)
10月9〜14日IMF・世界銀行年次総会(東京)

<11月>
11月6〜7日WTO・知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)理事会(ジュネーブ)

(世界)

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