先端技術の研究開発と鉱山再開でレアアースの需給改善へ−供給不安の解消に向けた取り組み−

(米国)

ニューヨーク発

2012年06月29日

世界のレアアース生産の95%以上を占める中国が輸出を制限する中、米国は国内需要を抑制し、供給を増加する取り組みを行っている。エネルギー省(DOE)は5月31日、レアアースなど重要物質への依存の低減を目指す「エネルギー・イノベーション・ハブ」設立のための資金提供を発表した。5年間で1億2,000万ドルを拠出する。カリフォルニア州ではマウンテンパス鉱山再開のプロジェクトが進んでいる。フル稼働すれば、年間4万トンの生産能力になる。

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