最低賃金を一律2.9%引き上げ
シドニー発
2012年06月08日
オーストラリア公正労働局(FWA)は6月1日、2012/13年度(12年7月〜13年6月)の労使裁定を発表し、7月1日から全国の最低賃金を一律2.9%引き上げ、週給606.40オーストラリア・ドル(豪ドル、1豪ドル=約76円)、または時給(週38時間労働)15.96豪ドルとした。労働組合では失望が広がる一方、経営者側からは、非資源分野はコスト増につながるとの批判の声が上がっている。
ビジネス短信 4fd159b8d9490