2012年第1四半期GDP成長率はインフラ投資が牽引して4.7%
クアラルンプール発
2012年06月08日
統計局の発表(5月23日)によると、2012年第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比4.7%だった。産業別では、大型インフラ工事の実施で建設業が15.5%と最も高い成長を記録した。GDPの6割を占めるサービス業は、内需拡大で安定した成長が続いている。製造業は、食品・飲料・たばこなどの内需型産業は好調だったが、半導体製品の外需低迷で相殺され、4.2%の成長にとどまった。
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