サンミゲル、事業多角化が奏功−電力・石油分野が好調−

(フィリピン)

マニラ発

2012年04月23日

サンミゲル(SMC)の事業多角化方針が成果を挙げている。2011年の売上高5,360億ペソ(1ペソ=約1.9円)のうち、電力・石油事業は3,454億ペソで全体の6割以上を占めた。ラモン・アンSMC社長は11年3月、前年の決算発表の場で「政府のインフラプロジェクトや海外の炭鉱、石油、ガス事業に投資していきたい」と述べ、実際に石油大手のペトロンに68%出資(11年3月時点)、ペトロンはSMCにとって事業単体では最大の収益源になっている。

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