看護師・介護福祉士候補に言葉の壁、制度改善が必要−ルナ・トリニティ大学看護学部長に聞く−

(フィリピン)

マニラ発

2012年01月26日

日本は日・フィリピン経済連携協定(JPEPA)発効後最初の2年間で、フィリピン人看護師候補400人、介護福祉士候補600人の計1,000人を上限として受け入れると発表した。しかし、日本で就業するには、ほかの日本人受験者と同様、日本の国家試験に合格しなくてはならない。言葉の壁は厚く、看護師試験のフィリピン人合格者は現時点までに2人しかいない。JPEPA発効当初、日本行きに期待した元看護学部生たちの多くも最終的に日本行きを断念し、欧米を中心に就業している。トリニティ大学看護学部長のジセラ・デ・アサス・ルナ氏に聞いた。

ビジネス短信 4f1f983a376b8

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