与党、下院選挙で予想どおりの勝利−国際監視団からは問題点の指摘も−
タシケント発
2012年01月20日
下院選挙(任期5年、定数107のうち98議席を比例代表制で選出)が1月15日に実施され、与党ヌル・オタン党が得票率80%以上で勝利した。今回の選挙では与党以外に2政党が議席獲得に必要な7%以上の得票率を獲得。ナザルバエフ大統領は複数政党制の復活が果たされ、民主化の進展を国際社会にアピールできるとしているが、本来の複数政党選挙が行われていないという疑念を持つ都市部の若年層を中心に、冷めた見方が広がっているようだ。
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