汚泥処理機、中・東欧や産業用需要に着目

(オーストリア、チェコ)

ウィーン発・欧州ロシアCIS課

2012年01月11日

下水処理場や工場から排出される汚泥は、濃縮、脱水、乾燥などの工程を経て減量され、さらに焼却や埋め立て処理されるか、農業用肥料として活用される。これら汚泥処理の過程で使用される機械は、下水処理場用と工場などの産業用に大別される。下水処理場用は、西欧では下水処理施設の普及率が高いため大型施設の需要は頭打ちで、小規模下水処理場の更新需要が主なビジネス機会になっている。メーカーは、下水処理施設の普及率の低い中・東欧や産業用の需要に着目している。

ビジネス短信 4f0bfc2d36b00

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