早期退職者年金制度改革法案を可決−支給開始年齢引き上げ、支給期間は短縮−

(デンマーク)

コペンハーゲン発

2012年01月05日

年金の早期支給開始年齢を60歳から段階的に64歳に引き上げること、早期年金の支給期間を6年から3年に短縮すること、などを定めた早期退職者年金支給制度改革法案が2011年12月21日、国会(一院制)で可決され、12年1月1日から施行された。同法案は前政権が提案したもので、9月の総選挙では現与党の社会民主党と社会人民党は反対の姿勢を示していたが、連立政権に加わる段階で賛成に回り、反対票を投じたのは赤緑連合だけだった。

ビジネス短信 4f03b17507918

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