大型インフラ計画が成長を牽引−2012年の経済見通し−
クアラルンプール発
2012年01月05日
2012年の経済成長率は、前年並みの5.0〜6.0%になると予測されている。全国各地でインフラ開発が進む中、建設業が成長を牽引する見込みだ。鉱業は、国営石油会社ペトロナスの油田のメンテナンス終了や新規油田開発により、天然ガスと石油の生産が増加する予定で、前年のマイナス成長からプラスに転じると予想されている。GDPの約6割を占めるサービス業は6.5%の高い成長が見込まれ、建設業とともに引き続き成長を支えることになりそうだ。
ビジネス短信 4ee01ddfa4cb8