商品開発の現地化でウォルマートとも取引−味の素冷凍食品の米国子会社AFU−
ニューヨーク発
2011年12月26日
米国でチャーハン、焼きそばやギョーザなどのアジア風冷凍食品が売れている。現地生産と販売を手掛けるアメリカ味の素冷凍食品(AFU、オレゴン州ポートランド)の売り上げは、5年で5倍に伸びた。売り上げ好調のカギは、米国人に人気があるメニューの商品化、調理の簡素化、パッケージの工夫など、現地での商品開発の強化にあるようだ。会員制量販店やスーパーマーケットでの販売が好調なことを受け、11年9月にはウォルマートの全米2,500店での販売も始まった。また、アジア風食品を好む傾向があるといわれるヒスパニック層も取り込んでいる。AFUの塩島朋幸(しおじま・ともゆき)副社長に12月9日、話を聞いた。
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