自由化進み外資にも商機−アジア小売市場の今(1)−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2011年11月14日

2010年の小売業総売上高は、前年比10%増の1,346億5,500万リンギ(1リンギ=約24.6円)で、リーマン・ショックが発生した08年以降も落ち込むことなく、安定した雇用環境、国民の所得増加に支えられ堅調に伸びている。大型複合ショッピングセンターの開発も相次ぎ、専門店の多店舗展開も進んでいる。10年5月以降は、流通業に対する資本規制が撤廃され、外資参入障壁も低くなっている。

ビジネス短信 4ebcb7b6153d8

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