拡大する所得格差−ウォール街デモの背景(1)−

(米国)

ニューヨーク発

2011年10月20日

9月中旬に始まった「ウォール街を占拠せよ」というデモは、国内各地、世界各国へ広がりをみせている。デモは、政治・経済に関する具体的措置を要求するというよりも、米国で広がる所得格差と悪化する雇用状況を背景に、不満を共有するかたちで拡大しているようだ。2回シリーズで、所得格差の現状と労働市場の動向を概観する。1回目は所得格差、貧困の現状について。

ビジネス短信 4e9f759590880

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