米上院の為替相場監視改革法案に反論−中国人民銀行金融研究所−
北京発
2011年10月17日
中国人民銀行金融研究所は10月12日、「人民元為替レートシステム改革の回顧と展望」を発表した。「相場操作や不当な元安といった米国側の誤った論調に、事実とデータに基づき反論」する内容になっている。国際収支均衡の問題解決には為替レート改革だけでなく、時間がかかる構造改革が必要との立場を表明し、11日に米国上院で可決された「2011年為替相場監視改革法案」に疑問を呈している。
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