国内産業への重大な影響はないと結論−熱延鋼板のセーフガード調査終了−

(マレーシア)

クアラルンプール発

2011年10月06日

国際貿易産業省は、5月1日に開始した鉄鋼・熱延鋼板類に関するセーフガード調査の結果、輸入の増加は国内産業に重大な損害をもたらしていないとの結論に達し、8月19日に調査を終了した。調査は国内大手メーカー、メガスティールの請願書を受けたもので、同社は2007年から10年にかけて鉄鋼・熱延鋼板の輸入急増で経営に打撃を受けたと主張、5年間にわたり35%のセーフガード税を賦課するよう要求していた。

ビジネス短信 4e8bc3663cca8

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。