住宅市場テコ入れで内需を喚起−第2四半期GDP成長率、0.7%に減速−
マドリード発
2011年09月15日
国家統計局(INE)の8月26日の発表によると、2011年第2四半期の実質GDP成長率は前年同期比0.7%(暫定値)と前期に比べ0.2ポイント低下し、減速に転じた。歳出削減と建設低迷を背景に内需の低調が続き、今後のEU経済減速で外需頼みの経済回復も厳しくなる、との見方が強まっている。政府は新築住宅の付加価値税率を時限的に8%から4%に引き下げ、住宅市場のテコ入れによる内需喚起を図る。
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